4D v14.3

EDIT FORMULA

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EDIT FORMULA ( aTable ; formula ) 
引数   説明
aTable  テーブル in フォーミュラエディタにデフォルトで表示するテーブル
formula  文字変数 in フォーミュラエディタに表示するフォーミュラを含む変 またはエディタの実を表示するには ""
in ユーザが確定したフォーミュラ

説明   

EDIT FORMULAコマンドを使用してフォーミュラエディタを開き、ユーザはフォーミュラを作成したり変更したりできます。次の項目をデフォルトとして表示することができます。

  • 左側のリストには引数aTableに渡したテーブルのフィールド。
  • フォーミュラエリアには、変数formulaに格納されたフォーミュラ。formulaに空の文字列を渡した場合、デフォルトのフォーミュラは表示されず、フォーミュラエディタのみが表示されます。

ユーザは表示されたformulaを変更して保存できます。また新規にフォーミュラを記述したりロードしたりすることもできます。ユーザがダイアログを受け入れると、システム変数OKに1が設定され、formula 変数にはユーザが決定したフォーミュラが格納されます。ユーザがフォーミュラをキャンセルすると、システム変数OKに0が設定され、formula 変数は変更されません。

Note: デフォルトで、すべてのユーザーに対してメソッドとコマンドの使用は制限されます。(4D2004.4以降のバージョンにて作成されたデータベースで、DesignerとAdministratorを除く)。このメカニズムが有効であるとき、開発者はSET ALLOWED METHODSコマンドを使用して、ユーザが利用可能な要素を明示的に指定する必要があります。もしformulaが、SET ALLOWED METHODS コマンドを使用してフォーミュラエディタで許可されていないメソッドを呼び出すと、シンタックスエラーが生成され、ダイアログボックスを受け入れることはできません。

ダイアログボックスが確定したとしても、formulaが実行されないことを心に留めてください。フォーミュラの検証と変数の中身が更新されるだけです。formulaを実行する必要がある場合は、EXECUTE FORMULA コマンドを使用しなければなりません。

例題  

事前に入力されたフォーミュラは使用せず、[Employees]テーブルを使用してフォーミュラエディタを表示します:

 $myFormula:=""
 EDIT FORMULA([Employees];$myFormula)
 If(OK=1)
    APPLY TO SELECTION([Employees];EXECUTE FORMULA($myFormula))
 End if

ユーザがダイアログボックスを受け入れるとシステム変数OKに1が、キャンセルすると0が設定されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: フォーミュラ
番号: 806

このコマンドはOKシステム変数を更新します

 
履歴 

変更: 4D 2004.4

 
参照 

APPLY TO SELECTION
EXECUTE FORMULA
SET ALLOWED METHODS

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)