4D v14.3

定数

ホーム

 
4D v14.3
定数

定数  


 

 

定数は、固定値を持つ式です。定数には、名前で選択できる定義済定数と実際の値を入力するリテラル定数の2種類があります。

4Dではいくつかの定義済定数が用意されています。これらの定数はエクスプローラーウィンドウ内でテーマごとにグループ分けがされています。

メソッドエディターウィンドウ内で定義済定数を使用するためには、次のどちらかの手順で行います。

  • エクスプローラーウィンドウからメソッドエディターウィンドウへ定数をドラッグ&ドロップしてください。
  • メソッドエディターウィンドウに直接定数の名前を入力して下さい。自動補完機構がプログラムのコンテキストに対応した定数を提案します。

定義済定数名は、最大31文字まで指定できます。

「メソッドエディタ」ウインドウや「デバッグ」ウインドウにおいて、定義済定数はデフォルトとして下線付きで表示されます。

例えば、上記のウインドウではOn LoadOn Close Boxが定義済定数です。

リテラル定数は、次の4つのデータタイプにできます。

  • 文字列
  • 数値
  • 日付
  • 時間

文字列定数は、次のように二重引用符("...")で囲んで表します。文字列定数の例を次に示します。

"レコード追加"
"レコードが見つかりません"
"送り状"

空の文字列は、2つの引用符の間に何も入れない状態("")で指定します。

数値定数は、実数として記述します。下記に数値定数の例をいくつか次に示します。

27
123.76
0.0076

負の数値は、次のようにマイナス記号(-)を付けて指定します。

-27
-123.76
-0.0076

日付定数は、エクスクラメーションマーク(! ... !)で囲んで表します。日付は、“年/月/日”の順で表し、それぞれをスラッシュ(/)で区切ります。
下記に、日付定数の例を示します。

!76/1/1!
!04/4/4!
!06/07/25!

空の日付は、 !00/00/0000!のように指定します。

Tip: メソッドエディタでは空の日付を入力するためのショートカットが提供されています。空の日付を入力するには、エクスクラメーションマーク(!)の入力後にenterキーを押します。

: 2桁の年度は、30以上の場合20世紀(1900年代)、30未満の場合21世紀(2000年代)であると認識します(ただしデフォルト設定が SET DEFAULT CENTURY コマンドを使用して変更されていない場合に限ります)。

時間定数は、疑問符(? ... ?)で囲んで表します。
時間は、“時:分:秒”の順で表し、それぞれをコロン(:)で区切ります。時間は24時間制で指定します。

時間定数の例を次に示します。

?00:00:00? ` 午前0時
?09:30:00? ` 午前9時30分
?13:01:59? ` 午後1時1分59秒

空の時間は、?00.00.00?のように指定します。

Tip:メソッドエディタでは空の時間を入力するためのショートカットが提供されています。空の時間を入力するには、疑問符(?)の入力後にenterキーを押します。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: プログラミング言語の構成要素

 
参照 

データタイプ
ポインタ
メソッド
制御フロー
変数
演算子
識別子

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)