"4D Internet Commands"プラグインは、他のプラグインと同様の方法で4Dに統合することができます。
4DアプリケーションをEasy Installオプションでインストールすると、プラグインが自動でPluginsフォルダにインストールされるため、4D Internet Commandsもすぐに使い始めることができます。
プラグインのインストールと設定に関する詳細は4D製品のインストールガイドを参照してください。
4Dで4D Internet Commandsを使用するための最低動作環境を説明します。以下に示す条件すべてに適合する必要はなく、使用するコマンドに関連する条件を満たしていれ ば結構です。TCP/IPプロトコルやTCP/IPプロトコルスタックを使用した通信のすべての外部呼び出しは、すべての機能で必要とされます。
システムの最低動作環境は4Dと同じです。詳細は4Dインストールガイドを参照してください。
- バージョン12以降のMacバージョンの4D
- バージョン12以降のWindowsバージョンの4D
(12.1より提供される) 64-bitの4D Serverには、バージョン12.1以降の4D Internet Commandsをインストールしなければなりません。
4D Internet CommandsのすべてのコマンドはTCP/IPプロトコルを使用して通信を行います。このコマンドを実行するすべてのコンピュータは、TCP/IPド ライバがインストールされ、ユニークなIPアドレスやその他が正しく設定されていなければなりません。ほとんどのOSではTCP/IPドライバはプリイン ストールされています。たとえばMacintoshにはBSD Socketsが、WindowsにはWinsockがインストールされています。
TCP/IPの設定については、ネットワーク管理者に問い合わせてください。
4D Internet Commandsのコマンドを使用するには、TCP/IPをサポートするネットワークにアクセスできなければなりません。
4D Internet Commandsはバージョン12.1より、電子メールサーバーとの接続やメッセージ送信時にSSLプロトコルを使用することができます。4DICでこのプロトコルを使用するにあたり特別な設定は必要ありません。
注: 4DIC 12.1のSSL実装には陰解法 (implicit method) が使用されています。
4D Internet Commandsの多くのコマンドは、ドメインネームサーバへのアクセスを必要とします。詳細はネットワーク管理者に問い合わせてください。
SMTPコマンドを使用してメールを送信するには、送信者が (POP3サーバへのメール転送を行う) SMTPメールサーバにアクセスできなければなりません。
POP3コマンドを使用するには、POP3メールサーバのアカウントが必要です。
IMAPコマンドを使用するには、IMAPメールサーバのアカウントが必要です。