4D v19データベースをプロジェクトモードに変換する | 
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    4D v19
 
データベースをプロジェクトモードに変換する 
                                
                                
        
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| 廃止予定の機能 | 変換ステータス | コメント | 
| ピクチャーラジオボタン | エラー | 3D ボタンに変換する必要あり | 
| ダイアル | エラー | 進捗インジケーターに変換する必要あり | 
| 格子 | 警告 | 格子オブジェクトは自動的にsvgピクチャーへと変換され、データベースのrsources フォルダに保存されます | 
| ハイライトボタン | 警告 | 透明ボタンに変換されます(ハイライトボタンにヘルプTipが割り当てられていた場合には"on mouse move"イベントが選択されています。ただしこの場合ロールオーバーは無効化されます)。 | 
| ラジオボタンとしてのブールフィールド | 警告 | |
| On Background ピクチャーフォーマット | - | "トランケート(中央合わせしない)"へと変換されます | 
| 透明な背景 | - | "None" の塗りカラーに変換されます。 | 
| リストボックス - スクロール可能エリアとの互換性 | 警告/エラー | 標準のリストボックス機能を使用してください | 
| リストボックス - 接続されたリストボックスとの互換性 | エラー | 標準のリストボックス機能を使用してください | 
| プラットフォームインターフェースの"printing" プロパティ | 警告 | "printing" プロパティを持つオブジェクトは自動的に"flat" スタイルへと変更されます("system" 境界線を持つボタン、チェックボックス、ラジオボタン、変数/フィールド) | 
| 3Dボタンの"タイトル表示"/"アイコン表示" プロパティ | - | タイトルは削除され、アイコンは表示されません | 
| アクティブメニューバー | 警告 | プロジェクトモードでは、関連づけられたメニューバーは常にアクティブになります。これによりフォームメソッドのコードを一部変更しなければならない場合があります | 
| ヘルプトピック番号 | 警告 | サポートされません。OPEN URLを使用してください。 | 
振る舞いの違いから、プロジェクトモードにおいてはフォーマットコマンドをデフォルトの引数で使用した場合、あるいは一部の引数を省略して使用した場合には、オブジェクトのレンダリングが異なる可能性があります。
| コマンド | プロジェクトモードでの振る舞いの変更 | 変換後 | 解決策・対策 | 
| GET STYLE SHEET INFO、OBJECT SET STYLE SHEET、OBJECT Get style sheet | 旧式のスタイルシートはサポートされません。 | "自動"旧式スタイルシートのみが使用できます | スタイルを動的に適用するためには、折り返しをして、OBJECT SET FONT、OBJECT SET FONT SIZE、OBJECT SET FONT STYLE を使用してください。 | 
| OBJECT SET FORMAT | 省略された引数に対するデフォルトのサポートがありません。 | オブジェクトのレンダリングが正しくない可能性があります。例:ボタンピクチャーが切り落としされていない等 | displayFormat 引数をチェックして、全ての値が宣言されているか確認してください。 | 
| コマンドは廃止予定のオブジェクト(格子、ダイアルなど)に対しては無視されます。 | 廃止予定のオブジェクトはレンダリングされません。 | サポートされているオブジェクトを使用してください。 | |
| OBJECT SET RGB COLORS | "透過"フォームオプションは削除されています。透過度は塗りカラーなしによってのみ設定されます。 | 透過ではなく、黒か白の背景色が使用されます。 | 使用していないのなら、任意のbackgroundColor 引数を削除してください。 | 
| _o_OBJECT SET COLOR | プロジェクトモードではこのコマンドは廃止予定となっています。 | 透過ではなく、黒か白の背景色が使用されます。 | OBJECT SET RGB COLORSを使用してください。 | 
以下のデータベースストラクチャーオプションは廃止予定となっており、編集されるか、プロジェクト変換ログファイル内にエラーを生成します(以下の表のコメントを参照してください)。
| 廃止予定の機能 | 変換ステータス | コメント | 
| "修正不可"フィールドオプション | 警告 | プロジェクトへの書き出しの過程でフォームレベルへと自動的に移動 | 
| "表示のみ"フィールドオプション | 警告 | プロジェクトへの書き出しの過程でフォームレベルへと自動的に移動 | 
| "必須入力" フィールドオプション | エラー | "NULL 値の入力を拒否"オプションを選択してください | 
以下のツールボックスエディターと機能は、廃止予定となっており、プロジェクトではサポートされません:
| 廃止予定の機能 | 変換ステータス | コメント | 
| ピクチャーライブラリー | 警告 | ピクチャーは自動的にデータベースのResources フォルダへと書き出されます | 
| GET PICTURE FROM LIBRARY | - | 動作しません。代わりにREAD PICTURE FILE を使用してください。 | 
| "ユーザー更新可" リストオプション | - | |
| LIST OF CHOICE LISTS | - | - | 
| SAVE LIST | - | プロジェクトから呼び出された場合にはランタイムにエラー | 
変換の過程において、既存の4D ユーザーとグループは.4db ファイルから自動的に取り出され、プロジェクトのdirectory.json ファイル内に保存されます。
プロジェクトにおいては、コードはオープンなテキストファイルとして保存されるため、4D ユーザーアクセス管理はバイナリーデータベースとは同じようには動作しません。具体的には、以下のような差異があります:
注: クライアント/サーバーモードでは、プロジェクトデータベースでもバイナリーデータベースでもユーザーアクセスコントロールは使用できます。しかしながら、メニュー、メソッド、フォームを特定のグループに割り当てることはサポートされていません(セキュリティノートを参照してください)。
そのため、変換後には以下のようなTherefore, after conversion:
セキュリティノート: プロジェクトモードのデータベースではメソッド(およびメニューとフォーム)へのグループの割り当てをサポートしていないため、4DACTION/ urls や 4D Write Pro / 4D View Pro を4D ユーザーアクセスを通して管理しません。お使いのデータベースでこのタイプのコントロールが使用されている場合、メソッドに対してはOn Web Connectionデータベースメソッド あるいは“4D HTML およびURL(4DACTION) 経由で利用可能” 属性を、フォーミュラに対してはSET ALLOWED METHODS を使用する必要があります。
既存のカスタムオブジェクトライブラリ(Windows では.4il、macOS では.4dlibrary)は、プロジェクトで使用したい場合、個別に書き出しをしなければなりません。詳細な情報に関しては、情報を記したblog 記事を参照してください。
4D プロジェクト配布の構想は、 .4dz 圧縮ファイル に基づいており、これはストラクチャー全体が読み出しのみ(リードオンリー)になっています。これは組み込みアプリ、コンパイルされたコンポーネントが該当します。結果として、ストラクチャーを編集するコマンドはこの環境では動作せず、配布されたアプリケーションでは使用するべきではありません。これらのコマンドが呼び出された場合、コンテキストによって、コマンドは何もしないか、エラーを生成するかどちらかをします。配布されたアプリケーションにおいてストラクチャーを編集することは、以下の理由から推奨されないという点に注意してください:
しかしながら、.4dz フォーマットをどうしても避けなければならず、配布された環境でもソースファイルを編集できるように"Project" フォルダをそのままにしておかなければならない場合(これは上記で説明されているように推奨されませんが)、PackProject キーが役にたつかもしれません。
ストラクチャーを編集しうるコマンドの一覧は以下の通りです:
| コマンド | 補足 | 
| ARRAY TO LIST | listRef をサポートします。旧シンタックス(選択リスト)のみがストラクチャーを編集します | 
| SAVE LIST | |
| Set group properties | |
| CHANGE PASSWORD | |
| DELETE USER | |
| EDIT ACCESS | |
| BLOB TO USERS | |
| SET PLUGIN ACCESS | |
| SET PICTURE TO LIBRARY | |
| CREATE INDEX | |
| DELETE INDEX | |
| SET INDEX | |
| IMPORT STRUCTURE | |
| REGENERATE MISSING TABLE | |
| Set user properties | |
| SET DATABASE PARAMETER | 特定のパラメーターのみが異なるセッション間で保持されます | 
| FORM Convert to dynamic | 入力として渡せるのはバイナリーフォームのみです | 
| ALTER TABLE (SQL) | ストラクチャーを編集できるのはローカルなアクセスのみです | 
| DROP TABLE (SQL) | ストラクチャーを編集できるのはローカルなアクセスのみです | 
| CREATE TABLE (SQL) | ストラクチャーを編集できるのはローカルなアクセスのみです | 
| CREATE INDEX (SQL) | ストラクチャーを編集できるのはローカルなアクセスのみです | 
変換されたデータベースに納得し、プロジェクトでの作業を始めたい場合、作業ディレクトリを片付けることができます:
プロジェクトが他のマシンに移動した時に、データファイルが自動的に開くようにするためには、developer.4d.com で説明があるように、プロジェクトアーキテクチャに確認を取ることができます:
	プロダクト: 4D
	テーマ: 4Dファイルの管理
	
        
        
	
	初出: 4D v18
	デザインリファレンス ( 4D v19)
	
	
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