folder.copyTo( ) メソッドはFolder オブジェクト(ソースフォルダ)を、destinationFolder 引数で指定したフォルダへとコピーします。
 destinationFolder 引数で指定するフォルダはディスク上に存在している必要があり、そうでない場合にはエラーが生成されます。
 デフォルトで、フォルダは元のフォルダと同じ名前でコピーされます。コピーの名前を変更した場合、新しい名前をnewName 引数に渡します。新しい名前は命名規則に則っている必要があり(例: ":", "/", などの文字を含んではいけません)、そうでない場合にはエラーが返されます。
 同じ名前のフォルダがすでにdestinationFolder 引数で指定されたフォルダ内にあり、それが空でない場合、デフォルトで4D はコピーをする前にそのフォルダの中身をチェックし、同じ名前のファイルが存在する場合にはエラーを返します。overwrite 引数にfk overwrite 定数を渡すことで、既存のフォルダの存在を無視して上書きすることができます:
 
	
		
			| 定数 | 値 | コメント | 
	
	
		
			| fk overwrite | 4 | 既存の要素があれば、それを上書きします。 | 
	
 返されるオブジェクト
 メソッドはコピーされたFolder オブジェクトを返します。
ユーザーのドキュメントフォルダからデータベースフォルダへとPicturees フォルダをコピーしたい場合を考えます: