4D v18ピクチャーを管理する |
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4D v18
ピクチャーを管理する
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プロパティ(定数) | 標準アクション |
wk anchor layout | anchorLayout |
wk anchor horizontal offset | |
wk anchor horizontal align | anchorHorizontalAlign |
wk anchor vertical offset | |
wk anchor vertical align | anchorVerticalAlign |
wk anchor origin | anchorOrigin |
wk anchor page | anchorPage |
wk anchor section | anchorSection |
moveToBack | |
moveToFront |
アンカーされたピクチャーは全てページビューモードでのみ表示されます。以下の場合には表示されません:
4D Write Pro エリア内には、ピクチャーを返す4D 式を挿入することも可能です。式には変数、フィールド、プロジェクトメソッド(*)、オブジェクト属性あるいはコレクション要素を使用することができます。
(*)4D プロジェクトメソッドを式として呼び出すためには、そのメソッドが事前に明示的に許可されている必要があるという点に注意してください(式の管理参照)。
ピクチャーtipでは、式の参照を見ることができます(*):
(*)アンカーされたがずには割り当てられたテキストは何もないため、その式参照は表示されません。
全ての画像属性はピクチャー式に適用することができます(wk imageおよび wk image url 属性は読出し専用です)。しかしながら、ピクチャーには特有の属性があるため、4D Write Pro はそその式の結果がピクチャーであると判定し、それをピクチャー式として扱うために、少なくとも一度は式を評価する必要がある点に注意してください。これはつまりST INSERT EXPRESSION を使用してピクチャー式を挿入した場合、どのピクチャー属性を設定するよりも前にST COMPUTE EXPRESSIONS を呼び出す必要があるということです。
式の結果の画像が計算できない、あるいは読み込みできない場合、4D Write pro はデフォルトの黒フレームの画像を表示します:
注: 他の式同様、ピクチャー式はST COMPUTE EXPRESSIONS および ST FREEZE EXPRESSIONS コマンドの影響を受けます。
アンカーされたピクチャー式は、WP Add picture コマンド(第2引数なし)によって追加され、その後にWP SET ATTRIBUTES コマンドをwk image expression セレクターつきで呼び出します。
例:
obImage:=WP Add picture(myDoc)
WP SET ATTRIBUTES(obImage;wk image expression;"vpicture")
また、既存のアンカーされたピクチャーにWP SET ATTRIBUTES コマンドとwk image expression を合わせて使用することでピクチャー式を挿入することもできます。
WP RESET ATTRIBUTES コマンドをwk image expression と呼び出すことは、式が画像属性から消去されるという点において、ST FREEZE EXPRESSIONS を(ドキュメント全体に)呼び出すことに似ています。しかしながら、ST FREEZE EXPRESSIONS コマンドは消去の前に式を計算するのに対し、WP RESET ATTRIBUTES コマンドは計算をしません。式が一度も計算されていない場合、デフォルトの黒いフレーム画像が表示されます。
ST INSERT EXPRESSION コマンドを使用することでインラインピクチャー式を追加することができます。
例:
//ピクチャー変数を挿入
ST INSERT EXPRESSION(*;"WParea";"vPicture";ST Start highlight;ST End highlight)
//フィールドを挿入
ST INSERT EXPRESSION(*;"WParea";"[DOC]SamplePict";ST Start highlight;ST End highlight)
//4D メソッドを挿入
ST INSERT EXPRESSION(*;"WParea";"M_ComputeChart";ST Start highlight;ST End highlight)
全てのピクチャーには高さ、幅、境界線、などといったプロパティ(属性)があります。これら4D Write Pro ランゲージ(WP GET ATTRIBUTES あるいは WP SET ATTRIBUTES)あるいは標準アクションを用いて取得あるいは設定することが可能です。
ピクチャー参照(ピクチャー変数、フィールド、式)を使用する事もできますし、ピクチャーURL(ピクチャーのローカルあるいはネットワークアドレスを表すテキスト)を使用する事もできます。
2組の属性を使用する事で、ピクチャー参照を使用したいか、ピクチャーURLを使用したいかを定義する事ができます:
例:
$range:=WP Get selection(WPArea) //ユーザーが選択した画像を取得
$range:=WP Picture range($range) //レンジを作成
$url:="http://doc.4d.com/image/logo/poweredby4D_web.png"
WP SET ATTRIBUTES($range;wk image;$url) //URLから画像参照を設定
//画像を取得
C_PICTURE(vPictureGet)
WP GET ATTRIBUTES($range;wk image;vPictureGet) //vPictureGet に画像が格納される
C_TEXT(vPictureURLGet)
WP GET ATTRIBUTES($range;wk image url;vPictureURLGet) //vPictureURLGet=$url
以下のコマンドを使用するとピクチャーが返されます:
ピクチャーはマウスあるいはキーボードで編集することができます。利用可能なアクションは以下の通りです:
プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャーを管理する
変更: 4D v16 R6
4D Write Proリファレンス ( 4D v18)