4D v18

Formula from string

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4D v18
Formula from string

Formula from string 


 

Formula from string ( formulaString ) -> 戻り値 
引数   説明
formulaString  テキスト in オブジェクトとして返されるテキストのフォーミュラ
戻り値  Object in フォーミュラを格納したネイティブなオブジェクト

説明   

Formula from stringformulaString 引数に基づいたフォーミュラオブジェクトを作成します。 formulaString は単一の値のように単純なものから、引数付きのプロジェクトメソッドのように複雑なものまで様々な形を取り得ます。

このコマンドはFormula に似ていますが、テキストに基づいたフォーミュラを扱うという点において異なります。多くの場合において、Formula コマンドの使用が推奨されます。Formula from string コマンドは、元となるフォーミュラがテキストとして表現されていた場合(例: 外部のJSON ファイルに保存されていたなどの場合)にのみ使用されるべきです。このコンテキストにおいては、トークンシンタックスを使用することが強く推奨されます(フォーミュラ内でのトークンの使用のページとParse formula コマンドの詳細を参照して下さい)。

: ローカル変数の中身はコンパイル済みモードでは名前によるアクセスが不可能なため、formulaString 引数内で使用することはできません。Formula from string コマンドを使用してローカル変数にアクセスを試みた場合、エラー(-10737)が生成されます。

例題  

以下のコードは:

 C_TEXT($textFormula)
 C_OBJECT($f)
 $textFormula:=Request("Please type a formula")
 If(ok=1)
    $f:=Formula from string($textFormula)
    ALERT("Result = "+String($f.call()))
 End if

テキストフォーマットのフォーミュラを受け付けるダイアログを作成し、

そのフォーミュラを実行します:



参照 

Formula
Parse formula

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: フォーミュラ
番号: 1601

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: 4D v17 R3
名称変更: 4D v17 R6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v18)