フォーム内で実行されると、4D View Pro エリアはセル編集や式入力などを含む、基本的なスプレッドシート機能を提供します。より先進的な機能は、4D View Pro ランゲージを使用することで利用可能です。
スプレッドシートは行と列から構成されています。各行には番号が割り当てられています。各列には文字(あるいはアルファベットの文字数を超えた場合には文字のグループ)が割り当てられています。行と列の交差する場所がセルになります。セルは選択し、そのコンテンツを編集することができます。
セルをダブルクリックすると、その対応するセルの入力モードへと入ることができます。セルが空でない場合、挿入カーソルはセルのコンテンツの最後に置かれます。

データはセルが選択されていれば、たとえ挿入カーソルが非表示であっても直接入力することができます。その場合、入力した内容はセルのコンテンツを上書きします。
Tabキーはセルの内容を確定し、一つ右のセルを選択します。Shift + Tab キーの組み合わせで、セル入力を確定した後一つ左のセルを選択します。
キャリッジリターンキーはセルの入力を確定し、一つ下のセルを選択します。Shift + キャリッジリターンキーの組み合わせで、セル入力を確定したあと一つ上のセルを選択します。
方向キー(矢印)を使用すると、矢印の方向へとセルの選択を移動することができます。
4D View Pro エリアに式や関数を入力する方法:
- 式や関数を入力するセルを選択します。
- =(イコール記号)を入力します。
- 式を入力します。
あるいは
セルをクリックし、式の中にセルの参照を入力します。

あるいは
入力したい関数の最初の文字を入力します。すると利用可能な関数と参照の一覧のポップアップメニューが表示されるので、必要な要素を選択することができます:

4D View Pro エリアでは、コピー/ペーストといた標準編集機能だけでなく、基本的なスプレッドシート機能も備えている自動コンテキストメニューを利用することができます:

注: コンテキストメニューのコピー/カット/ペースト機能はスプレッドシートエリア内のみで動作し、システムのペーストボードへはアクセスしません。しかしながらCtrl+c/Ctrl+v といったシステムショートカットは動作し、エリアと他のアプリケーション間でデータを交換するために使用することは可能です。
このメニューは、クリックしたエリアに応じて、追加の機能を提示します:
- カラム、あるいは行ヘッダーをクリックした場合: コンテンツの挿入、削除、非表示、再表示
- セルあるいはセルのレンジへのクリック:
- フィルター: フィルターを使用して行を非表示にします(SpreadJS ドキュメントのFiltering rows を参照してください)
- 並べ替え: カラムのコンテンツを並べ替えします
- コメントを挿入: エリアに対するユーザーのコメントを受け付けます。エリアに対してコメントが入力されている場合、エリアの左上のセルに小さな赤い三角形が表示されます:
