4D v17.4

WA SET PREFERENCE

ホーム

 
4D v17.4
WA SET PREFERENCE

WA SET PREFERENCE 


 

WA SET PREFERENCE ( {* ;} object ; selector ; value ) 
引数   説明
演算子 in 指定した場合、オブジェクトがオブジェクトの名前 (文字列) 省略した場合、オブジェクトは変数
object  フォームオブジェクト in オブジェクトの名前 ( * を指定した場合) または、変数 ( * を省略した場合)
selector  倍長整数 in 修正される環境設定
value  ブール in 環境設定の値 (True = 許可, False = 不許可)

説明   

WA SET PREFERENCE コマンドを使用して、引数 *object によって指定されたWebエリアに対して、さまざまな環境設定を行います。

引数selectorに修正する環境設定を渡し、引数valueにその環境設定に割り当てられる値を渡します。引数selector には、 Web Area テーマにある以下の定数の1つを渡します。

定数 コメント
WA enable contextual menu 倍長整数 4

Webエリア内で標準のコンテキストメニューの表示を許可する。デフォルト値(どのエンジンでも) = False

WA enable Java applets 倍長整数 1

Webエリア内でJava appletの実行を許可する。デフォルト値(システムエンジン) = True デフォルト値(埋め込みエンジン) = 常にFlase、有効化はできません

WA enable JavaScript 倍長整数 2

Webエリア内でJavaScriptコードの実行を許可する。デフォルト値(システムエンジン) = True デフォルト値(埋め込みエンジン) = 常にTrue、無効化はできません。

WA enable plugins 倍長整数 3

Webエリア内でプラグインのインストールを許可する。デフォルト値(システムエンジン) = True デフォルト値(埋め込みエンジン) = 常にFalse、有効化はできません。

WA enable URL drop 倍長整数 101

WebエリアへのURLやファイルのドロップを許可する。デフォルト値(どのエンジンでも) = False

WA enable Web inspector 倍長整数 100

Web エリア内でインスペクターの表示を許可する。デフォルト値(どのエンジンでも) = False

各環境設定を起動するにはvalue 引数に True を渡し、無効にするにはFalse を渡します。

 

注: WebエリアでのWebプラグインとJavaアップレットの使用は推奨されていません。何故なら、これらは(特にイベント管理レベルにおいて)4Dのオペレーションを不安定にするおそれがあるからです。

例題  

'myarea' というWebエリア内でURLドロップを有効化したい場合:

 WA SET PREFERENCE(*;"myarea";WA enable URL drop;True)



参照 

WA GET PREFERENCE

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webエリア
番号: 1041

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL Release 2
変更: 4D v14
変更: 4D v14 R2

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v17)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v17.4)