開発者はデータベース中の特定のフォームを、ユーザーが更新できるよう許可できます。これによりユーザーはカスタムレポートを作成したり、ロゴを追 加したりなど、必要に応じてフォームを更新できます。更新が保存されると、そのユーザーマシン上ではユーザーフォームが元のフォームの代わりに使用されま す。
変更可能なのは主にグラフィックに関する部分です。例えばユーザーがオブジェクトメソッド、変数やフィールドを追加することはできません。しかし入 力順を変更したり、オブジェクトライブラリからアクティブオブジェクトを追加したりすることができます。デザインモードのフォームエディタを使用して、開 発者はユーザーに変更を許可する範囲を指定できます。
開発者がデザインモードでこの仕組みを設定するメカニズムは4Dランゲージリファレンスマニュアルのユーザフォームで説明されています。 この章ではアプリケーションモードでのユーザーフォームエディターの使い方について説明します。