| 4D v15.4SET PRINT OPTION | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v15.4
 SET PRINT OPTION 
         | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| SET PRINT OPTION ( option ; value1 {; value2} ) | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| option | 倍長整数, 文字 |   | オプション番号 | |||||
| value1 | 倍長整数, 文字 |   | オプションの値1 | |||||
| value2 | 倍長整数, 文字 |   | オプションの値2 | |||||
SET PRINT OPTIONコマンドを使用し、 プログラムから印刷オプションの値を変更することができます。プリントパラメーターを変更する他のコマンド (PRINT SETTINGS、> 引数を使用しない PRINT SELECTION) が呼び出されない限り、このコマンドを使用して定義された各オプションは、セッションの間、データベース全体に対して適用されます。印刷ジョブが開いている間はこのオプションを変更することはできません。
option引数を使用し、変更するオプションを指定することができます。“Print Options”テーマ内の定義済定数のいずれか、またはPDFオプションコード (WindowsのみでPDFCreatorドライバーで利用可能) を渡すことができます。
指定したoptionの新しい値は、value1と (オプションの) value2に渡します。渡す値の数と種類は、指定したオプションのタイプによって異なります。
以下の表でoptionとそれに対応するvalueを説明します:
| option (定数) | value1 | value2 | 
| 1 (Paper option) | 名前 | - | 
| 幅 | 高さ | |
| 2 (Orientation option) | 1=縦方向, 2=横方向 | - | 
| 3 (Scale option) | 数値 (%) | - | 
| 4 (Number of copies option) | 数値 | - | 
| 5 (Paper source option) | Windowsのみ: | |
| インデックス (数値) | - | |
| 8 (Color option) | Windowsのみ: | |
| 1=白黒, 2=カラー | - | |
| 9 (Destination option) | 1=プリンタ, | - | 
| 2=ファイル (PC)/PS (Mac), | アクセスパス | |
| 3=PDFファイル, | アクセスパス | |
| 5=スクリーン(Mac) | - | |
| 11 (Double sided option) | Windowsのみ: | |
| 0=片面 (標準) | - | |
| 1=両面 | とじしろ: 0=左 (デフォルト), 1=上 | |
| 12 (Spooler document name option) | 印刷するドキュメント名 | - | 
| 13 (Mac spool file format option) | 0=PDFモード, 1= PostScript | - | 
| モード | ||
| 14 (Hide printing progress option) | 0=表示 (デフォルト), | - | 
| 1=非表示 | 
このコマンドを使用して設定を行うと、4Dアプリケーション全体に対しセッションの間中、そのプリントオプションが保持されます。PRINT SELECTION、PRINT RECORD、Print form、QR REPORTコマンドおよびデザインモードを含めた4Dの印刷全般に対して、この設定が使用されます。
注:
option 引数でPDFオプションコードを使用できるようにするためには、4D環境にPDFCreatorドライバーがインストールされていなければなりません (詳細情報についてはWindowsにおけるPDFCreatorドライバーの統合を参照してください)。さらにオプションコードが効力を得るためには、以下の文を使用してPDF印刷の制御を有効にしなければなりません:
 SET PRINT OPTION(Destination option;3;fileName)PDFoptionコードは2つの部分からなるテキストタイプのコードです。OptionTypeとOptionNameを"OptionType:OptionName"のように組み合わせます。このコードの説明は以下の通りです:
注: それぞれの印刷後に、4DはPDFCreatorを使用する他のアプリケーションとの衝突を避けるために、自動でPDFCreatorドライバーの設定を以前のものに戻します。
以下のメソッドはテーブル中の全レコードを印刷するために、PDFドライバーを有効にします。PDFはC:\Test\Test_PDF_X (Xはレコード位置番号) に書き出されます:
 SET CURRENT PRINTER(PDFCreator Printer Name)
  // WindowsではPDFCreatorがインストールする仮想プリンターを選択
 If(OK=1) // PDFCreatorが実際にインストールされていれば
 
    ALL RECORDS([Table_1])
    For($i;1;Records in selection([Table_1]))
       SET PRINT OPTION(Destination option;3;"C:\\Test\\Test_PDF_"+String($i))
  // Destination optionに3を指定することでPDFCreator印刷ジョブを起動
       PRINT RECORD([Table_1];*)
       NEXT RECORD([Table_1])
    End for
  // PDFCreatorドライバーのオプションをリセット
    SET PRINT OPTION("PDFInfo:Reset standard options";0)
 End ifコマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されます。
optionに渡した値が無効であるか、そのプリンタでoptionが利用できない場合、コマンドはエラーを返し (ON ERR CALLコマンドでインストールされたエラー管理メソッドを用いて、このエラーをとらえることができます) 、オプションの現在の値がそのまま保持されます。
	プロダクト: 4D
	テーマ: 印刷
	番号: 
        733
        
        
        
	
	変更: 4D 2004.3
	変更: 4D v12
	変更: 4D v12.2
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15.4)
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15)
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15.3)
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