4D v15.4

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4Dを使用して、ダブルクリックで起動可能なアプリケーションをビルドできます。このためには4Dデータベースエンジンである4D Volume Desktopと適切なライセンスが必要です。アプリケーションのビルド設定はアプリケーションページで行います。

ダブルクリックで起動可能な4Dコンパイル済みアプリケーションは"スタンドアロンアプリケーションをビルド"オプションを選択するとビルドできます。Mac OSではソフトウェアパッケージが作成されます。

この処理はコンパイル済みストラクチャーファイルと4D Volume Desktopを統合します。4D Volume Desktopが提供する機能はライセンスページページで指定する、インストールされるライセンス情報に基づきます。この点についての詳細な情報は、4Dのサイト(http://www.4d.com/)と、セールスドキュメンテーションを参照して下さい。

データファイルは、デフォルトのデータファイルを作成することもできますし、ユーザーが独自のデータファイルを作成・使用することを許可することもできます(詳細については最終アプリケーションでのデータファイルの管理 の章を参照して下さい)。

ランゲージコマンドのシークエンスを使用することによって、シングルユーザー向け組み込みアプリケーションのアップデートを自動化することが可能です(サーバーまたはシングルユーザー向けアプリの自動アップデート を参照して下さい)。

ダブルクリックで起動されるアプリケーションをビルドするためには、まず4D Volume Desktopフォルダーの場所を指定しなければなりません。このエリアにフォルダーが指定されていない場合、またはそのフォルダーに有効な4D Volume Desktopが含まれない場合、ダブルクリックで起動可能なアプリケーションをビルドするボタンは無効になっています。

4D Volume Desktopファイルを含むフォルダーを選択します:

  • Windowsでは4D Volume Desktop.4DEや4D Volume Desktop.RSR、その他動作に必要なファイルやフォルダーを含むフォルダーを選択します。
  • Mac OSではソフトウェアパッケージとして4D Volume Desktopが提供されているので、このパッケージを選択します。

4D Volume Desktopフォルダーを選択するには[...]ボタンをクリックして表示されるフォルダーを選択ダイアログで、4D Volume Desktopフォルダー (Windows) やパッケージ (Mac OS) を選択します。
フォルダーが選択されるとその完全パス名が表示され、そこに4D Volume Desktopが含まれていればビルドボタンが有効になります:

注: 4D v15以降、4D Volume Desktopのバージョン番号は、4D Developer Editionのバージョン番号と合致する必要があります。例えば、4D Developer v15.4を使用している場合、4D Volume Desktop v15.4を選択する必要があります。

実行可能アプリケーションをビルドするにはビルドをクリックします。

4Dは自動で"保存先"フォルダーにFinal Aplicationフォルダーを作成し、その中にアプリケーション名サブフォルダーを作成します。

"アプリケーション名"エリアに"MyAppli"と指定した場合、このフォルダー内には以下の要素がコピーされます:

  • Windows
    • MyAppli.exe: 実行可能ファイル、そしてMyAppli.RSR: アプリケーションリソースファイル。
    • 4D ExtensionsおよびResourcesフォルダー、その他さまざまなライブラリ (DLL) とアプリケーション実行に必要なファイル。
    • Databaseフォルダー: この中にはコンパイル済みストラクチャーを構成するDatabaseName.4DCやDatabaseName.RSRファイル、そしてデータベースのResourcesフォルダーがコピーされます。
      注: このフォルダには、定義されていればDefault Data フォルダも含まれています(最終アプリケーションでのデータファイルの管理を参照して下さい)。
    • (オプション) データベースに含まれるコンポーネントやプラグインが配置されたComponentsフォルダーおよびPlugInsフォルダー。この点に関する詳細はプラグイン & コンポーネントページを参照してください。
    • アプリケーションに統合されたXML形式のライセンスファイルが含まれるLicensesフォルダー。この点に関する詳細はライセンスページを参照してください。
    • 4D Volume Desktopフォルダーに追加されたその他の項目 (4D Volume Desktopフォルダーのカスタマイズ参照)。
    これらすべての項目が同じフォルダー内にコピーされます。
  • Mac OS
    • MyAppli.app という名称のソフトウェアパッケージに、プラグインやコンポーネント、ライセンスなど必要な項目がすべてコピーされます。プラグインやコンポーネントの統 合に関する詳細はプラグイン & コンポーネントページを参照してください。ライセンスの統合に関しては[#title id="1269"/]を参照してください。.
    注: Mac OSでは、Application fileコマンドはソフトウェアパッケージ内の"Contents:Mac OS"フォルダー内にコピーされるApplicationNameファイルのパス名を返します。ソフトウェアパッケージ の"Contents:Resources"フォルダー内の.compファイルではありません。

ダブルクリック起動可能なアプリケーションの典型的な構造は以下の通りです (Windows):

ダブルクリックで起動可能なアプリケーションをビルドする際、4Dは4D Volume Desktopフォルダーの内容をFinal Application内のアプリケーション名サブフォルダーにコピーします。必要に応じて元の4D Volume Desktopフォルダーの内容をカスタマイズできます。例えば:

  • 特定の言語バージョンに対応する4D Volume Desktopをインストールする;
  • PlugInsフォルダーにカスタムプラグインを配置する;

注: Mac OSで4D Volume Desktopはソフトウェアパッケージ形式で提供されます。内容を変更するにはパッケージを開かなくてはなりません (アイコン上をControl+click)。

ダブルクリックで起動可能なアプリケーションをWebサーバーとして使用する場合、Webフォルダーやファイルは特定の場所にインストールする必要があります:

  • cert.pemとkey.pemファイル (オプション): これらのファイルはSSL接続に使用されます。
  • デフォルトWebルートフォルダー

Windows: Final Application\MyAppli\Database
Mac OS: MyAppli.appソフトウェアパッケージと同階層

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: アプリケーションの仕上げと展開

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v15.4)
デザインリファレンス ( 4D v15)
デザインリファレンス ( 4D v15.3)