| 4D v15.4DELETE SELECTION | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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    4D v15.4
 DELETE SELECTION 
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| DELETE SELECTION {( aTable )} | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| aTable | テーブル |   | カレントセレクションを削除するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル | |||||
DELETE SELECTIONは、aTableのカレントセレクションのレコードを削除します。カレントセレクションが空の場合、DELETE SELECTIONは何も行いません。レコードが削除された後、カレントセレクションは空になります。トランザクション処理中に削除されたレコードは、トランザクション処理が実行または取り消されるまで、他のユーザや他のプロセスに対してロックされます。
警告: レコードの削除は、恒久的な操作です。削除が実行されると元に戻すことはできません。
テーブルインスペクターの「レコードを完全に削除」オプションの選択を解除すると、DELETE SELECTION使用時のレコード削除処理を高速にすることができます (4Dデザインリファレンスマニュアルのレコードを完全に削除参照)。
以下の例は[People]テーブルのすべてのレコードを表示します。ユーザはこの中から削除したいものを選択します。この例には2つのメソッドがあります。第1のメソッドはレコードを表示します。第2は削除ボタンのオブジェクトメソッドです。以下は、第1のメソッドです:
 ALL RECORDS([People]) ` 全レコードをセレクションに
 FORM SET OUTPUT([People];"Listing") ` レコードを一覧するフォームを設定
 DISPLAY SELECTION([People]) ` 全レコードを表示次に示すのは削除ボタンのオブジェクトメソッドです。このボタンは出力フォームのフッタエリアにあります。このオブジェクトメソッドでは、セレクションを削除するために、ユーザが選択したレコード (UserSet) を使用します。ユーザがレコードを1件も選択しなかった場合、DELETE SELECTIONは何も行わないという点に注目してください。
  ` 本当にレコードを削除するか確認する
 CONFIRM("You selected "+String(Records in set("UserSet"))+" people to delete."
 +Char(13)+"Click OK to Delete them.")
 If(OK=1)
    USE SET("UserSet") ` ユーザが選択したレコードを使用
    DELETE SELECTION([People]) ` レコードセレクションを削除
 End if
 ALL RECORDS([People]) ` すべてのレコードを選択DELETE SELECTIONの実行中にロックされたレコードが見つかると、そのレコードは削除されません。ロックされたレコードはすべて"LockedSet"というセットに納められます。DELETE SELECTIONの実行後、"LockedSet"を調べて、ロックされているレコードが存在していたかどうかを知ることができます。次はループを使用してすべてのレコードを削除します:
 Repeat ` ロックされたレコードがある限り繰り返す
    DELETE SELECTION([ThisTable])
    $lockedRecords:=Records in set("LockedSet")
    If($lockedRecords#0) ` ロックされたレコードがあれば
       USE SET("LockedSet") ` ロックされたレコードのみをセレクションにする
    End if
 Until($lockedRecords=0) ` ロックされたレコードがなくなるまで
									DISPLAY SELECTION
									
									MODIFY SELECTION
									
									TRUNCATE TABLE
									
									セット
									
									レコードのロック
									
	プロダクト: 4D
	テーマ: セレクション
	番号: 
        66
        
        
        
	
	初出: < 4D v6
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15)
	
	
	
	
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15.4)
	
	ランゲージリファレンス ( 4D v15.3)
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