4Dウィジェットはコンポーネントとして提供される機能で、フォームエディタあるいは定義済みのオブジェクトライブラリからアクセスできます。これらのウィジェットは複合オブジェクトで、標準機能へのアクセスを提供する定義済みの特性を持っていて、とても簡単に実装できます。
3つのウィジェットが利用できます:
- SearchPicker: 標準のアピアランスを持った検索エリア
 - DatePicker: 日付セレクタ
 - TimePicker: 時間セレクタ 
 
これらのウィジェットはプログラムなしで使用することができますし、またはプログラムで動作をカスタマイズすることもできます。フォームにウィジェットを配置し、デフォルトのプロパティをそのまま使用できます。動作をカスタマイズし、設定や制御を変更したい場合は、"コンポーネントメソッド"と呼ばれるメソッドを使用できます。コンポーネントメソッドはエクスプローラのメソッドページ内でコンポーネントごとにリスト表示されます:

このドキュメントではそれぞれのウィジェットごとにコンポーネントメソッドのシンタックスを説明します。
 
    ウィジェットエリアをフォームに挿入するには二通りの方法があります:
- オブジェクトライブラリを使用する方法
 - サブフォームを使用する方法
 
 
    ウィジェットをオブジェクトライブラリを使用して挿入するには、以下の手順に従って下さい:
- デザインメニューからオブジェクトライブラリコマンドをを選択します。
オブジェクトライブラリウィンドウが開きます。 - カテゴリメニューの中のウィジェットを選択して下さい。
使用可能なウィジェットが全て表示されます:

 - 使用したいウィジェットをドラッグ&ドロップでフォームに挿入して下さい。
その後プロパティやオブジェクトメソッドを通じて設定を変更する事ができます。 
 
    サブフォームタイプオブジェクトを使用してウィジェットを作成するには、以下の手順に従って下さい:
- フォームエディター内に、サブフォームオブジェクトを追加して下さい。
これについての詳細は4D Design Reference マニュアル内にあります。 - プロパティリスト内にて、"詳細フォーム"メニューをクリックして使用可能なフォームの一覧を表示します。ウィジェットはこのリスト内にあります。

 - 挿入したいウィジェットを選択して下さい。
その後プロパティやオブジェクトメソッドを通じて設定を変更することができます。