4D Doc Center : ドラッグ＆ドロップ

4D v13.4

ドラッグ＆ドロップ

プロパティリストの"アクション"テーマにあるプロパティを使用して、フォーム内でのドラッグ＆ドロップを設定することができます。設定できるプロパティの数と種類はオブジェクトタイプにより異なります。

ドラッグ可とドロップ可

これらのプロパティはユーザーがオブジェクトをドラッグできるかどうか、およびユーザーがドラッグしたデータをオブジェクトが受け取ることができるかどうかを制御します。

特定のオブジェクトのドラッグやドロップを有効にしたい場合、対応するプロパティを有効にする必要があります。この場合、フォーム実行中にオブジェクトに対して行われたドラッグやドロップ処理は、対応するフォームイベントを生成します。開発者はメソッドを使用してドラッグ＆ドロップアクションを管理しなければなりません。詳細は4Dランゲージリファレンスマニュアルのドラッグ＆ドロップを参照してください。

注: 入力不可オブジェクトにドロップ可プロパティを割り当てることができます。この方法を使用すれば、入力不可に設定したフィールドや変数にドロップされた際の応答をプログラムで制御できます。

テキストオブジェクト (フィールド、変数、コンボボックス、およびリストボックス) やピクチャーオブジェクトは自動ドラッグ＆ドロップを使用できます。自動ドラッグ＆ドロップはテキストやピクチャーを直接、あるフォームエリアから他のフォームエリアに、ポイント/クリック操作でコピーや移動できます。これは同じ4Dエリア間、2つの4Dエリア間、あるいは4Dと (メモ帳など) 他のアプリケーション間で利用できます。

例えば自動ドラッグ＆ドロップを使用して、プログラムを使用せず、2つのフィールド間で値をコピーできます:

自動ドラッグ＆ドロップを有効にするには、そのオブジェクトのプロパティリスト中、"アクション"テーマで対応するプロパティを選択します。

詳細は4Dランゲージリファレンスマニュアルのドラッグ＆ドロップを参照してください。