| 4D v13.4ASSERT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|  | 
    4D v13.4
 ASSERT 
         | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ASSERT ( boolExpression {; messageText} ) | ||||||||
| 引数 | 型 | 説明 | ||||||
| boolExpression | ブール |   | ブール式 | |||||
| messageText | テキスト |   | エラーメッセージテキスト | |||||
ASSERT コマンドを使用してメソッドコードにアサーションを置くことができます。
アサーションはコードに挿入された指示命令で、コード実行中の例外を検知するために使用します。ある時点において式の検証をしたときにTrueであれば正常であり、そうでなければ例外が発生したことになります。アサーションはなにより、発生するはずのないケースを検知するために使用します。主にプログラミングバグを検知するために使用します。SET ASSERT ENABLEDコマンドを使用して、(例えばバージョンにより) アプリケーションのすべてのアサーションを全体として有効にしたり無効にしたりできます。
プログラミングにおけるアサーションについての詳細は、Wikipediaの関連情報をご覧ください: http://ja.wikipedia.org/wiki/表明
ASSERTコマンドは引数として渡されたブール式を評価します。式がTrueであればなにも起こりません。Falseの場合、コマンドはエラー -10518を生成し、"アサーション違反:"のあとにアサーションのテキストを表示します。

ON ERR CALLコマンドを使用してインストールしたメソッドを使用して、例えばログファイルなどに記録を行うなどのために、エラーをとらえることができます。
コマンドはオプションで2番目の引数を受け入れます。これはブール式がFalseのときに表示されるテキストメッセージを変更します。
レコードに対する処理を実行する前に、開発者はレコードが正しく読み/書きモードでロードされたかを確認する必要があります:
 READ WRITE([Table 1])
 LOAD RECORD([Table 1])
 ASSERT(Not(Locked([Table 1])))
  // レコードがロックされていると -10518 エラーが生成されるアサーションはプロジェクトメソッドに渡された引数をテストして、異常な値を検知するために使用できます。以下の例題では、カスタム警告メッセージが表示されます。
  // $1に渡された名前に基づき、クライアントの番号を返す
 C_TEXT($1) // クライアントの名前
 ASSERT($1#"";"クライアント名が空です")
  // このケースでは空の名前は異常な値です
  // アサーションがfalseの場合、以下がエラーダイアログに表示されます:
  //"アサーション違反: クライアント名が空です"
	プロダクト: 4D
	テーマ: 割込
	番号: 
        1129
        
        
        
	
        
         
        
	初出: 4D v12
Asserted
Get assert enabled
SET ASSERT ENABLED