4D v12.4

PICTURE TYPE LIST

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4D v12.4
PICTURE TYPE LIST

 

PICTURE TYPE LIST 


 

PICTURE TYPE LIST ( formatArray {; nameArray} ) 
引数   説明
formatArray  文字配列 in 読み込み/書き出しフォーマットに利用可能な QuickTimeコード
nameArray  文字配列 in フォーマット名

このコマンドは互換性の目的で保持されています。しかし、このコマンドはQuickTimeを必要とし、v11から4Dがネイティブで管理するフォーマットへのアクセスを提供していません。そのためPICTURE CODEC LISTコマンドへの置き換えをお勧めします。

説明  

PICTURE TYPE LIST コマンドは、コマンドが実行されたマシン上で使用できる、ピクチャ読み込み/書き出し用のQuickTimeコードを、formatArray配列に代入します。

オプションのnameArray引数には、それぞれのピクチャフォーマット名が代入されます。フォーマット名の方がコードよりもわかりやすいでしょう。

このコマンドを実行するマシンには、QuickTime(バージョン4以降)がインストールされている必要があります。インストールされていない場合、formatArrayにはPICT形式だけが納められます。

PICTURE TYPE LISTコマンドを使い、あるデータベースにどのピクチャフォーマットを使用できるかを調べることができます。デフォルトとしてインストールされない特定のフォーマットが必要になる場合(QuickTime 4の機能)、このコマンドが役立ちます。

nameArrayに集められた情報を利用して、使用可能なピクチャ書き出しフォーマットを納めたポップアップメニューの作成や表示を行えます。

QuickTime 4で提供される標準の変換コードの一覧を以下に示します。コードはそれぞれ4文字です。QuickTime 4を使用することによりカスタマイズされた変換ルーチンを追加できるため、すべてのマシンで同じコードが提供されるとは限らない点に注意してください。

QuickTime 4 コード 名前
PICTQuickDraw PICT
PICSPICS
GIFfGIF
PNGfPNG
TIFFTIFF
8BPSPhotoshop (2.5 & 3.0)
SGISilicon Graphics
BMPfBMP
JPEGJPEG
JPEGJFIF
PNTGMacPaint
TPICTGA (Targa)
qdgxQuickDraw GX ピクチャ (QuickDraw GXがインストールされている場合)
qtifQuickTime ピクチャ
FPixFlashPix

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャ
番号: 681

このコマンドは廃止される予定であり、使用しないことが推奨されます。

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL

 
参照 

BLOB TO PICTURE
PICTURE CODEC LIST
PICTURE TO BLOB
READ PICTURE FILE
WRITE PICTURE FILE