スタイルシートは一連のフォント属性 (フォント、フォントサイズ、書体) の組み合わせをグループ化したものです。作成したスタイルシートはフォームエディターでオブジェクトのフォント属性として設定できます。
各スタイルシートは4Dがサポートする各プラットフォーム (Windows XP, Windows Vista/7, Windows 2000, Mac OS X) インターフェース用のフォント属性を個別に設定して保存します。例えば“Buttons”という名前のスタイルシートに、Mac OS用にLucida Grandeを、Windows用にTahomaフォントを設定できます。同様にフォントサイズも設定できます。
アプリケーションのインターフェースを調和させるのに加えスタイルシートに利用には3つの利点があります:
- 開発にかかる時間を少なくする: オブジェクトのフォント属性を一括で設定できます。
- メンテナンスが容易: スタイルシートはそれが使用されているすべてのオブジェクトの外観を更新します。例えばスタイルシートでフォントサイズを変更すれば、その変更は同じスタイルシートを使用するすべてのオブジェクトに適用されます。
- マルチプラットフォーム開発のコントロール: スタイルシートが適用されると、4Dは自動でフォームが表示されたプラットフォーム用に設定されたパラメーターを使用します (オブジェクトにシステムアピアランスが設定されている場合)。
注: オブジェクトに他のプラットフォームのフォントが設定されている場合、その高さはカレントのプラットフォーム用に選択されたフォントに適するよう自動で調整されます。 オブジェクトを描画する際この点を考慮に入れるべきです。