4D v12.4

GET HIGHLIGHT

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4D v12.4
GET HIGHLIGHT

 

GET HIGHLIGHT 


 

GET HIGHLIGHT ( {* ;} object ; startSel ; endSel ) 
引数   説明
演算子 in 指定時: objectはオブジェクト名 (文字列)、省略時: objectはフィールドまたは変数
object  フィールド, 変数, フォームオブジェクト in オブジェクト名 (*指定時)、またはフィールドや変数 (*省略時)
startSel  倍長整数 in 反転表示された先頭位置
endSel  倍長整数 in 反転表示された最終位置

説明   

GET HIGHLIGHT コマンドは、object中で現在反転表示されているテキストを検出するために使用します。

オプションの * 引数を渡すとobject引数はオブジェクト名 (文字列) です。* 引数を渡さないとobject引数はフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照 (フォーム上のフィールドや変数のみ) を渡します。

警告: 入力可能フィールドまたは変数の名前をGET HIGHLIGHT コマンドに対して渡しても、このコマンドは、現在編集中のエリアに適応された場合のみ、選択位置を返します。

Note: このコマンドをサブフォームのリストフォーム内にあるフィールドに対して使用することはできません。

テキストは、ユーザによる指定や HIGHLIGHT TEXT コマンドの実行で反転させることができます。

引数 startSel は反転表示された文字の最初の位置を返します。
引数 endSel は反転表示された文字の最後の位置に1を加えて返します。

startSelendSel が同じである場合、挿入ポインタはstartSel によって指定された文字の前にあります。テキストは選択されておらず、文字は反転されていません。

以下の例題を使用して、フィールド [Products]Comments から反転表示された部分を検出します。

 GET HIGHLIGHT([Products]Comments;vFirst;vLast)
 If(vFirst<vLast)
    ALERT("The selected text is: "+Substring([Products]Comments;vFirst;vLast-vFirst))
 End if

FILTER KEYSTROKE コマンドの例題を参照してください。

ハイライトされたテキストのスタイルを変更する:

 GET HIGHLIGHT(*;"myText";$startsel,$endsel)
 OBJECT SET STYLED TEXT ATTRIBUTE(*;"myText";$startsel,$endsel;Attribute underline style;1;Attribute bold style;1)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ユーザーインターフェース
番号: 209

 
履歴 

New
初出: < 4D v6
変更: 4D v12

 
参照 

FILTER KEYSTROKE
HIGHLIGHT TEXT
Keystroke