4D v16

システムテーブル

ホーム

 
4D v16
システムテーブル

システムテーブル  


 

4DのSQLカタログには複数のシステムテーブルが含まれていて、読み込み権限を持つSQLユーザがアクセス可能です。システムテーブルには以下があります:  _USER_TABLES, _USER_COLUMNS, _USER_INDEXES, _USER_CONSTRAINTS, _USER_IND_COLUMNS, _USER _CONS_ COLUMNS, _USER_SCHEMAS, _USER_VIEWS そして _USER_VIEW_COLUMNS

SQLの慣習に従い、システムテーブルはデータベースストラクチャを記述します。以下はシステムテーブルに関する説明とフィールドです:

_USER_TABLESデータベースのユーザテーブルを記述します
TABLE_NAMEVARCHARテーブル名
TEMPORARYBOOLEANテーブルが一時的の場合True、そうでなければFalse
TABLE_IDINT64テーブル番号
SCHEMA_IDINT32スキーマ番号
REST_AVAILABLEBOOLEAN列がRESTサービスで公開されていればTrue、それ以外ならFalse
LOGGEDBOOLEANオペレーションがログファイルに含まれているならTrue、それ以外ならFalse

_USER_COLUMNSデータベースのユーザテーブルのカラムを記述します
TABLE_NAMEVARCHARテーブル名
COLUMN_NAMEVARCHARカラム名
DATA_TYPEINT32カラムタイプ
DATA_LENGTHINT32カラム長
NULLABLEBOOLEANカラムがNULLを受け入れる場合True、そうでなければFalse
TABLE_IDINT64テーブル番号
COLUMN_IDINT64カラム番号
UNIQUENESSBOOLEAN列が重複不可属性であればTrue、そうでなければFalse
AUTOGENERATEBOOLEAN列の値が自動的に生成されたのであればTrue、そうでなければFalse
AUTOINCREMENTBOOLEAN列の値が自動的インクリメントであればTrue、そうでなければFalse
REST_AVAILABLEBOOLEAN列がRESTサービスで公開されていればTrue、そうでなければFalse

_USER_INDEXESデータベースのユーザインデックスを記述します
INDEX_IDVARCHARインデックス番号
INDEX_NAMEVARCHARインデックス名
INDEX_TYPEINT32インデックスタイプ (1=Bツリー / 複合, 3=クラスタ / キーワード, 7=自動, 8=自動 (オブジェクト型フィールド用))
KEYWORDBOOLEANインデックスがキーワードインデックスであればTrue、そうでなければFalse
TABLE_NAMEVARCHARインデックスがはられたテーブル名
UNIQUENESSBOOLEANインデックスが重複不可の制約を課す場合True、そうでなければFalse
TABLE_IDINT64インデックスがはられたテーブル番号

_USER_IND_COLUMNSデータベースのユーザインデックスのカラムを記述します
INDEX_IDVARCHARインデックス番号
INDEX_NAMEVARCHARインデックス名
TABLE_NAMEVARCHARインデックスがはられたテーブル名
COLUMN_NAMEVARCHARインデックスがはられたフィールド名
COLUMN_POSITIONINT32インデックス中のカラムポジション
TABLE_IDINT64インデックスがはられたテーブル番号
COLUMN_IDINT64カラム番号

_USER_CONSTRAINTSデータベースの整合性制約を記述します
CONSTRAINT_IDVARCHAR制約番号
CONSTRAINT_NAMEVARCHAR制約定義に割り当てられた名前
CONSTRAINT_TYPEVARCHAR制約定義のタイプ (P=主キー、R=参照整合性 - 外部キー、4DR=4Dリレーション)
TABLE_NAMEVARCHAR制約定義付きのテーブル名
TABLE_IDINT64制約付きのテーブル番号
DELETE_RULEVARCHAR参照制約の削除ルール – CASCADEまたはRESTRICT
RELATED_TABLE_NAMEVARCHARリレートしたテーブル
RELATED_TABLE_IDINT64リレートしたテーブルの番号

_USER_CONS_COLUMNSデータベースのユーザ制約のカラムを記述します
CONSTRAINT_IDVARCHAR制約番号
CONSTRAINT_NAMEVARCHAR制約名
TABLE_NAMEVARCHAR制約のあるテーブル名
TABLE_IDINT64制約のあるテーブル番号
COLUMN_NAMEVARCHAR制約のあるカラム名
COLUMN_IDINT64制約のあるカラム番号
COLUMN_POSITIONINT32制約のあるカラムのポジション
RELATED_COLUMN_NAMEVARCHAR制約中リレートしたカラムの名前
RELATED_COLUMN_IDINT32制約中リレートしたカラムの番号

_USER_SCHEMASデータベースのスキーマを記述します
SCHEMA_IDINT32スキーマ番号
SCHEMA_NAMEVARCHARスキーマ名
READ_GROUP_IDINT32読み込みのみアクセスをもつグループ番号
READ_GROUP_NAMEVARCHAR読み込みのみアクセスをもつグループ名
READ_WRITE_GROUP_IDINT32読み書きアクセスをもつグループ番号
READ_WRITE_GROUP_NAMEVARCHAR読み書きアクセスをもつグループ名
ALL_GROUP_IDINT32フルアクセスをもつグループ番号
ALL_GROUP_NAMEVARCHARフルアクセスをもつグループ名

_USER_VIEWSデータベースユーザーのビューを記述します
VIEW_NAMEVARCHARビュー名
SCHEMA_IDINT32ビューが含まれるschema_nameのID

_USER_VIEW_COLUMNSデータベースユーザのビューの列を記述します
VIEW_NAMEVARCHARビュー名
COLUMN_NAMEVARCHAR列名
DATA_TYPEINT32列の型
DATA_LENGTHINT32列のサイズ
NULLABLEBOOLEAN列がヌル値の入力を受け入れる場合にはTrue、そうでなければFalse

Note: システムテーブルには、SYSTEM_SCHEMAという名前の特別なスキーマが割り当てられます。このスキーマを修正・削除することはできません。このスキーマは、テーブルインスペクタパレットに表示されるスキーマリストには含まれません。すべてのユーザは、読み込み専用でこのスキーマにアクセスできます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4DでSQLを使用する

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

SQLリファレンス ( 4D v16)