アプリケーションサーバページには4D Server が公開しているデータベースについての情報がまとめられていて、公開を管理できます:

ページの上部には、4D Server アプリケーションサーバの現在の状況が表示されます。
- 状態: 開始または停止状態
- 開始時刻: サーバデータベースの起動日と時刻。これは、データベースが4D Server によって開かれた日付です。
- 稼働時間: データベースが最後に開かれた時からの経過時間。
このボタンは入れ替わり表示され、アプリケーションサーバへの新しいクライアントの接続を管理するために使用できます。
- データベースが公開された時、デフォルトで:
- ボタンのラベルは"新規接続を拒否"
- ライセンスが許可する限り、新規クライアントは自由に接続が可能
- データベース名は接続ダイアログに公開される ("開始時に接続ダイアログにデータベース名を公開"オプションが環境設定で有効になっている場合)
- 新規接続を拒否ボタンをクリックすると:
- ボタンラベルが "新規接続を許可" に変化
- 新規クライアントは接続不可
- データベース名が接続ダイアログに表示されなくなる
- すでに接続済みのクライアントは接続解除されず、通常通りに操作が可能
- 新規接続を許可ボタンをクリックすると、データベースはデフォルトに戻ります。
この機能は例えば、サーバ開始直後に管理者が様々なメンテナンス操作 (検証や圧縮など) を行うことを可能にします。管理者がクライアント接続を使用する場合、この機能により、一つのクライアントだけがデータを更新できることを確実にできます。またクライアントマシンがまったく接続されていない状態で行わなければならないメンテナンス操作の準備のために、この機能を使用することができます。
このエリアには、サーバが公開する4D データベースについての情報 ( 名前、データやストラクチャファイルの場所、データベースログファイルの場所) が表示されます。ストラクチャやデータファイル名をクリックすると、完全なパス名を表示させることができます:

"モード" フィールドには、データベースの現在の実行モード 、コンパイル済みかインタプリタかが表示されます。
エリアの下部には、サーバ設定パラメタ (サービスとして起動、ポート、IP アドレス) やクライアント/ サーバ接続用のSSL (SQLやWeb 接続は除く) の状態が表示されます。
このエリアには総キャッシュメモリ (データベース環境設定で設定されたパラメタ) と使用キャッシュメモリ (必要に応じて4D Server が動的に割り当て) が表示されます。
"最高:"はアプリケーションサーバーに許可された同時クライアント最大接続数を表します。この値はサーバーマシンにインストールされているライセンスによります。
"使用中:"は現在使用中の実際の接続数を表します。