4D v16.3

SET ALLOWED METHODS

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4D v16.3
SET ALLOWED METHODS

SET ALLOWED METHODS 


 

SET ALLOWED METHODS ( methodsArray ) 
引数   説明
methodsArray  文字配列 in メソッド名配列

説明   

SET ALLOWED METHODS コマンドを使用して、アプリケーションから直接呼び出すことができるメソッドを指定することができます。

4Dには、以下のコンテキストからの呼び出し可能なプロジェクトメソッドをフィルターするセキュリティ機構が含まれています:

  • フォーミュラーエディター - 許可されたメソッドはデフォルトコマンドの一覧の最後に表示され、フォーミュラー内で使用することができます(フォーミュラエディターを参照してください)。
  • 4D Write Pro ドキュメント - 許可されたメソッドはドキュメント内に挿入された動的な式に使用することができます(4D Write Pro ドキュメントに含める式の制限を参照してください)。
  • 64-bit 版ラベルエディター - 許可されたメソッドがコンポーネントとも共有されていた場合、メソッドは許可メニュー内に表示されます(ラベルエディターの詳細を参照してください)。

デフォルトでは、SET ALLOWED METHODS コマンドを使用しない場合、呼び出し可能なメソッドはありません(許可されていないメソッドを式の中で使用するとシンタックスエラーを起こします)。

フォーミュラーエディターに提示するメソッドリストを格納した配列の名前をmethodsArray 引数に渡します。この配列は事前に定義しておかなければなりません。

メソッド名にワイルドカード記号(@)を使用し、許可されるメソッドグループを複数定義することができます。

デフォルトとして許可されていない4Dコマンドやプラグインコマンドをユーザーが呼び出せるようにしたい場合、これらのコマンドを取り扱う特定のメソッドを使用しなくてはなりません。

注: データベース設定の"セキュリティ"ページのオプションによって、すべてのユーザーまたはDesignerとAdministratorに対し、フォーミュラーエディターでのコマンドやメソッドへのアクセスをフィルタリングするメカニズムを無効にすることができるようになりました。"すべてのユーザーを制限する"オプションが チェックされていると、 SET ALLOWED METHODS コマンドは効果がありません。

例題  

この例は、名前が“formula”で始まるすべてのメソッドと、“Total_general”メソッドをフォーミュラエディタで使用可能にします:

 ARRAY STRING(methodsArray;2)
 methodsArray{1}:="formula@"
 methodsArray{2}:="Total_general"
 SET ALLOWED METHODS(methodsArray)



参照 

EDIT FORMULA
GET ALLOWED METHODS

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: フォーミュラ
番号: 805

 
履歴 

変更: 4D 2004.4

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)