4D v16.3

NO DEFAULT TABLE

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4D v16.3
NO DEFAULT TABLE

NO DEFAULT TABLE 


 

NO DEFAULT TABLE  
このコマンドは引数を必要としません

説明   

NO DEFAULT TABLEコマンドを使用して、DEFAULT TABLEコマンドの動作を無効にします。このコマンドを実行した後、プロセスに対して定義されているデフォルトテーブルはありません。
事前にDEFAULT TABLEコマンドが呼び出されていないと、このコマンドはその機能を発揮しません。

このコマンドはプロジェクトフォーム (テーブルにリンクされていないフォーム) の使用と関連しています。
フォーム (ユーザーフォームを除く) に関係するコマンドのほとんどは、任意の引数aTableを最初の引数として受け入れます。例えばFORM GET PARAMETEROpen form windowDIALOGコマンドなどです。プロジェクトフォームとテーブルフォームが同じ名前を持つことができるので、この引数を用いて使用するフォームを決定します。テーブルフォームを使用したい時は引数aTable を渡し、プロジェクトフォームを使用したい時はこの引数を省略します。
[Table1] テーブルに対して、"TheForm" という名前のプロジェクトフォームとそれと同じ名前のテーブルフォームを持つデータベースでは、次のようになります。

 DIALOG([Table1];"TheForm") `4Dはテーブルフォームを使用
 DIALOG("TheForm") `4Dはプロジェクトフォームを使用

しかし、同じ名前を持つプロジェクトフォームとテーブルフォームがデータベースにある場合、DEFAULT TABLEコマンドが実行されるとその原理は無効になります。実際この場合に、引数aTableが渡されていなくても、4Dはテーブルフォームをデフォルトで使用します。プロジェクトフォームを確実に使用するには、NO DEFAULT TABLEコマンドを用いなければなりません。

例題  

[Table1] テーブルに対して、"TheForm" という名前のプロジェクトフォームとそれと同じ名前のテーブルフォームを持つデータベースでは、次のようになります。

 DEFAULT TABLE([Table1])
 DIALOG("TheForm") `4Dはテーブルフォームを使用
 NO DEFAULT TABLE
 DIALOG("TheForm") `4Dはプロジェクトフォームを使用



参照 

DEFAULT TABLE

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: テーブル
番号: 993

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)