4D v16.3

Mod

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Mod ( number1 ; number2 ) -> 戻り値 
引数   説明
number1  倍長整数 in 除算される数値
number2  倍長整数 in 除算する数値
戻り値  実数 in 余り

説明   

Modコマンドは、number1number2で割り算し、その余りの整数を返します。

Notes:

  • Modは整数、倍長整数、実数を受け入れます。しかしnumber1またはnumber2が実数の場合、それらの値は丸められてからMod計算を実行します。
  • (2^31を超える) サイズの大きな実数を用いてModを使用する場合は注意が必要です。この場合、処理が標準的なプロセッサの計算能力の限界に達してしまう可能性があります。

なお余りを計算するためにモジューロ演算子(%)を使用することもできます (数値演算子を参照)。

警告: %演算子は整数または倍長整数式を用いて有効な結果を返します。実数値のモジューロを計算するには、Modコマンドを使用しなければなりません。

例題  

以下の例は、Modが異なる引数でどのように機能するかを紹介しています。各行はvlResultに値を代入し、コメント行にその結果を記述しています:

 vlResult:=Mod(3;2) ` vlResult gets 1
 vlResult:=Mod(4;2) ` vlResult gets 0
 vlResult:=Mod(3.5;2) ` vlResult gets 0



参照 

数値演算子

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 算術関数
番号: 98

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)