4D Doc Center : PV SET PLUGIN PROPERTY

4D View v14

PV SET PLUGIN PROPERTY


PV SET PLUGIN PROPERTY ( property ; value )

引数	型	説明
property	倍長整数	プロパティ番号
value	倍長整数	プロパティの値

説明

PV SET PLUGIN PROPERTYコマンドを使用して、汎用的な4D View プラグインのpropertyのvalueを設定することができます。

このコマンドは、例えばOn Startupデータベースメソッド内に配置することができます。定義されたプロパティはすべての新しい4D View エリアへ即座に適用されます。

引数propertyの指定には、PV Plugin propertiesテーマ内の定数を使用します。

プロパティに設定する値は、引数valueに渡します。この値は、定義するプロパティによって異なります。

引数propertyおよびvalueに使用できる定数について、以下のリストで説明します。

定数	型	値	コメント
pv button height	倍長整数	5	4D View 内に含まれるエリアの最小の高さを定義します。この値より小さい場合、そのエリアはボタンとして表示されます（このエリアをウインドウ全体の大きさで表示するには、このボタンをクリックします）。デフォルトでは、4D View エリアの高さが100 ピクセルより小さい場合に、エリアはボタンとして表示されます。関連する値：高さ（ピクセル数）。
pv button width	倍長整数	4	4D View 内に含まれるエリアの最小の幅を定義します。この値より小さい場合、そのエリアはボタンとして表示されます（このエリアをウインドウ全体の大きさで表示するには、このボタンをクリックします）。デフォルトでは、4D View エリアの幅が150 ピクセルより小さい場合に、エリアはボタンとして表示されます。関連する値：幅（ピクセル数）。
pv confirm convert dialog	倍長整数	6	4D Calc 6.7 ドキュメントを4D View で開いた際に、変換メッセージを表示するかどうかを指定します。表示されるメッセージは、4D View のリソース内に保存されています。関連する値： 0 または1。 0 ：変換メッセージを表示しない。 1 ：変換メッセージを表示する。
pv default columns count	倍長整数	2	新しい4D View ドキュメント内のデフォルトの列数を定義します。この値は、ユーザまたはプログラムにより随時変更することができます。デフォルトでは、新しい4D Viewドキュメントには256列が含まれます。関連する値：列数。
pv default rows count	倍長整数	3	新しい4D View ドキュメント内のデフォルトの行数を定義します。この値は、ユーザまたはプログラムにより随時変更することができます。デフォルトでは、新しい4D View ドキュメントには、8192 行が含まれます。関連する値：行数。
pv load template on server	倍長整数	1	クライアント／サーバアプリケーションにおいて、各クライアントマシンから4D View ドキュメントのテンプレートをロードします。デフォルトでは、サーバからテンプレートのロードが行われます。関連する値： 0 または1。 0 ：テンプレートは各クライアントマシンからロードされる。 1 ：テンプレートはサーバからロードされる。
pv write template on server	倍長整数	0	クライアント／サーバアプリケーションにおいて、4D View ドキュメントのテンプレートを各クライアントマシン上に書き込みます。デフォルトでは、サーバ上にテンプレートが書き込まれます。関連する値： 0 または1。 0 ：テンプレートは各クライアントマシン上に書き込まれる 1 ：テンプレートはサーバ上に書き込まれる

例題

すべての4D Viewエリアが100列50行で初期化されて作成されるように設定します:

 PV SET PLUGIN PROPERTY(pv default columns count;100)

 PV SET PLUGIN PROPERTY(pv default rows count;50)