4D Internet Commands v14

FTP_SetPassive

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FTP_SetPassive

FTP_SetPassive 


 

FTP_SetPassive ( ftp_ID ; passiveMode ) -> 戻り値 
引数   説明
ftp_ID  倍長整数 in FTPログイン参照
passiveMode  整数 in 0=Activeモード, 1=Passiveモード (デフォルト)
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

FTP_SetPassive コマンドは、FTP_GetDirList, FTP_Send, FTP_Append, FTP_Receiveなどのコマンドを実行する際の、FTPサーバとクライアント間のデータストリーム転送モードを設定します。データストリーム転送モード設定は、FTP_SetPassiveが一度実行されるとこれらのコマンドに適用されます。

FTPサーバとクライアント間の転送は、二つのストリームに基づき行われます: コントロールストリーム (デフォルトでポート21) とデータストリーム (デフォルトでポート20)。通常、FTPサーバはデータ接続を開いて管理するために、"active"に定義されています。

歴史的な理由から、4D Internet CommandsはPassiveモードでFTPサーバへのデータストリーム転送モードを開こうとします。つまりデータストリームの交換を開始する前に、FTP コマンド "PASV"が送信されます。

しかし、いくつかのFTPサーバはPassiveモードをサポートせず、またファイアウォールが禁止している場合もあります。このような場合、カレントのデータストリーム転送モードをActiveにする必要があります。

Note: FTPで使用するモードをPassiveにするかActiveにするか、ネットワーク管理者に問い合わせる必要があります。

ftp_ID は、FTP_Loginにより確立されたFTPセッション参照です。

passiveMode 引数はデータストリーム転送モードを指定します:

  • 0を指定すると、FTPサーバにActiveモードで通信を行います。
  • 1を指定すると、FTPサーバにPassiveモードで通信を行います。(デフォルト)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Internet Commands
テーマ: IC ファイル転送
番号: 88894

 
履歴 

変更: 4D Internet Commands 6.5.3

 
参照 

FTP_GetPassive

 
タグ 

PASV

 
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