4th Dimensionは今日の市場において最も進化したデータベース環境です。データベース設計やインターフェース構築に関する長年の経験とパワーユーザからの現場に即したフィードバックを得て、4Dの方針は次のように明確に定義されています。
●自動化できるところはすべて自動化され、使いやすさやセキュリティ、管理の容易さが保証されている。
●グラフィカルなオブジェクトベースのモデルが効率的に用意され、コードの必要性が著しく減少。
●幅広い機能をビルトイン機能として提供し、データベース設計と操作の一貫性を保証し、データベースの保守を容易にする。
●コードの再利用が容易。
●クロスプラットフォーム、Webやクライアント/サーバへのスケーラビリティ。
内容概説:
このドキュメントで説明する機能が適用される製品:
−Windows版およびMacintosh版4D:どちらかのプラットフォームで作成されたアプリケーションは、もう一方のプラットフォームで使用可能。
−4D Server:4D Serverは4Dのクライアント/サーバ版です。あらゆる4Dアプリケーションはクライアント/サーバアーキテクチャとして配備することができます。4D Serverは4th Dimensionと同じビルトイン機能を備え、さらにサーバ特定の機能を追加装備しています。
4D、4D Client、4D Serverにはともに、同じインタフェースツール、言語、情報管理方法が採用されています。1台のラップトップがあれば、飛行機の中からでも、4Dを使ってサーバのストアドプロシージャのデバッグが可能です。マルチユーザ開発システムとして4D Serverを使用していても、パッケージ用の4Dのスタンドアロンアプリケーションを作成することができます。
このドキュメントは、メニューやダイアログにより4th Dimensionが提供し、ユーザや開発者が今すぐ使える数百種類のビルトイン機能について書かれています。これらの機能はそのままの形で使用できます。4Dでは、グラフィックを使って実行した作業をプログラムで再作成する必要はありません。各セクションごとに、説明される項目に関連したハイレベルやローレベルコマンドが一覧されています。完全にカスタマイズしたアプリケーションで4Dのビルトイン機能をコールする必要がある場合に、ハイレベルコマンドが必要です。たとえば、コマンドを使い、新規プロセスを作成します。一方で、プロセス間でメッセージのやり取りを行うにはローレベルコマンドを使用します。
内容:
●4D External Environment Manager
●内部環境制御:データベースの一般的プロパティ
●アプリケーションのローカライズ
●クロスプラットフォーム管理
●ビルトインWEBサポート
●4Dが自動的に生成するプロセス
●ユーザ定義のプロセス
●グラフィカルなプロセス管理
●テーブル
●リレート
●フィールド
●選択リスト
●4Dストラクチャ自動作成
●4Dエクスプローラ
●パスワードエディタ
●4Dフォームウィザード
●フォームエディタ
●メニューエディタ
●メソッドエディタ
●4D言語要素
●4Dデバッガ
●データアクセスとナビゲーション:4Dのカレントセレクションの概念
●クエリと検索
●データ入力と出力
●データ読み込み/書き出し
●ラベルウィザード
●クイックレポートエディタ
●グラフ